福建省福州市中心部の鼓楼区八一七路南門兜付近の交差点で2日午後6時50分ごろ、小型乗用車が突入して歩行者や電動バイクをはねる事故が起き、2人が死亡、複数がけがしていたことが分かった。労働節（五一）五一連休中の繁華な市街地で起きたこの事故は、昨年11月、広東省珠海市のスポーツ施設」で車が暴走し、35人が死亡した事件を想起させるもので、今回の事故が意図的な衝突との見方も出ている。香港メディアの星島日報などが伝えた。（写真は事件を伝える星島日報のサイト）
福州市公安局交通警察支隊は、加害車両が「運転操作の誤り」により、前方の車や通行中の電動バイクに衝突したとした上、運転手は既に拘束されたと発表した。
ただ、ネット上で拡散した映像や写真では、現場の交差点で複数の車両が大破し、電動バイクが鉄くずのように変形し、約10人が地面に倒れている。うち数人の周囲には大量の血が確認されるなど、通常の事故とは思えない惨状が映し出されている。一部メディアは「非常に悲惨」と報じ、タクシーが廃車状態になるほどの激しい衝突だったと伝えた。
警察が早々と事故と断定しながら、詳細な調査を継続していることも、事故原因に対する疑念の一因。昨年の珠海での事件と同様に、動機や背景に注目が集まっている。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202505030069.aspx
https://std.stheadline.com/realtime/article/2067052/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E7%A6%8F%E5%B7%9E%E6%B1%BD%E8%BB%8A%E6%92%9E%E4%BA%BA%E5%85%A9%E6%AD%BB%E5%A4%9A%E5%82%B7-%E8%AD%A6%E6%96%B9%E9%80%9A%E5%A0%B1-%E6%84%8F%E5%A4%96%E4%BA%8B%E6%95%85-%EF%B8%B1%E6%9C%89%E7%89%87
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