小鵬汽車の電動セダン、駐車場で炎上　けが人なし

　中国山東省済南市にある住宅団地「海信賢文世家」の北区地下駐車場でで７日、新興電気自動車（ＥＶ）メーカー、広州小鵬汽車（ＸＰＥＮＧ、シャオペン、広東省広州市）のセダンが炎上し、約100平方メートルを焼いたことがこのほど分かった。周辺の電動バイクを含む車両計17台が焼けたが、けが人はなかった。中国メディアの新京報が伝えた。（写真は、海報新聞のサイト）

　地元の消防隊は、火元は小鵬汽車の小型セダンで、前部モータールーム右前部のケーブルで短絡（ショート）が起きたことが出火原因と結論付けた。

　小鵬汽車の広報責任者は25日、短文投稿サイト「微博（ウェイボ）」で「当社がデータを分析したところ、駆動用電池と電気系統に異常はなかった。24年３月にサービス店で改装を行っていた」などと発表した。同社は既に当局に関連情報を提出済みだという。