
スウェーデン当局は今年11月、中国のばら積み貨物船「伊鵬三号」が海底ケーブル2本を切断した疑いがあると発表。貨物船はデンマークとスウェーデンの間のカテガット海峡の公海上で1カ月以上、停泊させられている。
スウェーデンの検察によると、貨物船に乗船できないため、捜査官は乗組員との対話や検査が実施できていない。スウェーデン事故調査局(SHK)が中国の協力を得て、乗組員の一部から事情を聞くとともに、簡単な検査を行った。SHKは、調査結果を検察と共有しているかは明らかにしていない。
中国外務省は、「伊鵬三号」による破壊活動を一貫して否定。毛寧副報道局長は「中国はスウェーデンと緊密な意思疎通を続けている」と述べた。同省はドイツ、スウェーデン、フィンランドの係官がオブザーバーの立場で乗船検査に立ち会うことを認めたが、調査の主導権は中国にあると強調した。
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https://www.dw.com/zh/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%8B%92%E7%BB%9D%E7%91%9E%E5%85%B8%E6%A3%80%E6%96%B9%E7%99%BB%E4%B8%8A%E4%BC%8A%E9%B9%8F3%E5%8F%B7%E8%B0%83%E6%9F%A5/a-71147317
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