
馬氏は玉渓市紅塔区のレストランで食事中、警察官約60人に取り囲まれた。目撃者によると、レストランの従業員や他の食事客が令状を示すよう求めたが、警察は「捜査に協力せよ」と応じたのみだった。住民は市庁舎前で祈りの言葉を唱えながら釈放を求めた。
関係者によれば、市庁舎前には15日午後から住民が集まり始め、16日正午現在も増え続けている。警察は省都昆明や玉渓市南部から大量の警察官の動員を始めた。
馬氏は長年にわたり、住宅地でイスラム教の聖典コーランなどの講義を続け、住民の尊敬を集めていた。
中国政府が近年、宗教活動への規制を強めるにつれて、馬氏も当局による尾行や脅しを受け始めた。最近半年間は自身のと家族の安全のため、イスラム礼拝所(モスク)内に移り住み外出を控えていたという。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/shehui/shaoshuminzu/2024/12/16/china-religion-muslim-protest/
https://www.cna.com.tw/news/acn/202412160271.aspx
◇参考情報