
従江県政府によれば、現場は平正河と別の都柳江の合流点近く。背雷水力発電所の上流。流れは緩やかで、川幅は約60メートル。遭難者は年配者で、近くの山へ漢方薬の材料であるトウカギカズラを採集し帰る途中だった。
住民によれば、船の所有者は地元民。乗客は近くの村の住民。乗客の一行は陸路で遠回りするのを嫌い、平正河にいた漁船に声をかけ、対岸まで運ぶよう依頼した。対岸に到着後、再度トウカギカズラの採集のため戻ろうとした際、船が転覆した。乗客が多すぎ船がバランスを崩したとみられる。
黔東南州応急管理局は「観光船や渡し船でなく、住民は川を渡って仕事に行こうとしていたようだ。事故発生時、天候は悪くなかった。当局は事故調査班を現場に派遣した」と述べた。
中国では今年4月にも河北省秦皇島市の桃林口村を流れる青竜河で小型の遊覧船が転覆し、乗っていた観光客31人が水中に投げ出され12人が死亡した。遊覧船は違法改造されていた。
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