中国メディアの中工網によると、北京市で25日~26日午後2時まで約30時間に渡り大気汚染が発生した。うち7時間は「重度の汚染」。PM2.5(微小粒子状物質)の濃度は最高で1立方メートル当たり179マイクログラムを記録した。北京周辺の天津や河北でも大気汚染が起きた。
当局によると、大気汚染は23日から河北中部、山東西部で始まり、その後、南風で汚染地区が北に移動。河北の唐山、石家荘、廊坊、天津で大気質が悪化した。
香港メディアの星島日報によると、北京で大気汚染が起きたのは半月内で2回目。研究機関の中国環境科学研究院の研究員によれば、北京と周辺地区の鉱工業の排気が汚染の原因。農地の野焼きでさらに深刻化した。
中国政府が経済刺激策に取り組み、工業生産が拡大するのに伴い、北京の住民の多くが最近2年間、スモッグに覆われる日が増えたと感じている。
毎年冬は、暖房の開始とともに大気質が悪化している。中国北方の暖房の燃料は石炭に依存しており、今年もスモッグの多発が懸念されている。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1814058434153167021&wfr=spider&for=pc
https://std.stheadline.com/realtime/article/2032064/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E9%A7%90%E4%BA%AC%E8%A7%80%E5%AF%9F-%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E6%B1%A1%E6%9F%93%E6%8E%92%E6%94%BE%E4%BA%AC%E5%9F%8E%E5%86%8D%E7%8F%BE%E9%9C%A7%E9%9C%BE
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