中国メディアの遼瀋晩報によると、山東省聊城市陽谷県の疾病対策予防センターは2日、同県七級鎮の肉牛飼育場で牛の炭疽(たんそ)菌感染を確認した。同県は肉牛飼育を閉鎖し牛の処理を行った。(写真は東網のサイト)
また、2日午前10時までに、飼育場の職員5人が皮膚の炭疽症と診断され全員が隔離された。5人の症状は軽いという。5人との接触者からは感染者は出ていない。
ネット上では8月1日、七級鎮で炭疽症で死者が出たとする、飼育場を経営する地元の複合企業、山東聯元控股集団の印鑑が押された通知が拡散。通知は、発熱や脱力、悪寒など症状を詳しく伝えた上、症状があれば直ちに受診するよう求めている。
中国メディアの毎日経済新聞の取材に対し、山東聯元控股集団は、ネットの情報はニセ情報であり、当局の発表内容が正確だと述べた。同社は、ニセ情報の拡散を警察に通報したという。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1806261687594948502&wfr=spider&for=pc
https://m.gmw.cn/2024-08/02/content_1303810001.htm
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_28276058
◇参考情報