中国メディアの極目新聞によると、乳幼児がかかりやすい夏の感染症「ヘルパンギーナ」が流行期に入った。北京や浙江、広東の多くの病院で、喉の水ぶくれや発熱の症状で受診する患者が増えている。5歳以下の子どもに最も多いが、小中学生や大人も感染の恐れがある。
浙江省長興県の医療機関では、3歳の子どもが最高で39.8度の熱が出て下がらないとして診察を受けたところ、ヘルパンギーナと診断された。この感染症はエンテロウイルスなどに感染することで引き起こされ、喉の痛みや水ぶくれが特徴。深刻な場合は高熱が続いたり、肺炎を併発したりする。
専門家によれば、消化器と呼吸器が主な感染経路。ウイルスが着いた物品経由で感染する恐れがあるため、予防のために念入りな手洗いが必要だという。
○百日ぜき患者、4月は前年の84倍 1~4月は15万人
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