
江蘇省蘇州で起きた日本人母子刺傷事件後、騰訊(テンセント)や網易などポータルサイトや、動画投稿アプリ「抖音(ドウイン)」は、極端な民族主義をあおるを規制する方針を示していた。
「1人のシェークスピア」はこれまで「日本の清算はわれわれの世代の責任」などの日本敵視のコンテンツを抖音のアカウント「快手」で公表していた。快手は1200万のフォロワーがいたが6月末に閉鎖された。
アナリストによれば、ポータルサイトなどがアカウントの閉鎖に踏み切ったのは、中国当局の意向の反映。当局は、海外での中国に対するイメージ悪化を和らげたいと考えている。
オーストラリアのシドニー工科大学の馮崇義教授は「中国経済が困難に直面しており、外資の引き止めが必要。中国の民間では米日敵視の感情が広まっているが、中国当局が(民族主義の扇動)を反省した訳ではない」などと語った。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/meiti/ec-internet-celebrities-blocked-07092024075405.html
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240709/bkn-20240709220408180-0709_00952_001.html
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