中国メディアの中国青年網によると、山東省カ(草かんむりに河)沢市東明県で5日午前、竜巻が発生し、5人が死亡、83人がけがした。家屋2820戸が損壊したほか、農地4060ヘクタール、送電線48本が被害を受けた。
カ沢市消防救援支隊は5日午後2時50分ごろ、同県中心部で竜巻により工場が倒壊し、作業員ががれきの下敷きになったとの通報を受けた。同支隊は、救助隊を現場に派遣し作業員の救出作業を行った。
カ沢市東明県の竜巻の発生場所は、人口の密集地。商店主の1人は「店中のガラスが全部割れた。自分は洗濯機の隣にうずくまった」などと話した。他の目撃者によれば、樹木は根本から抜け、自動車数台のほか家屋の屋根や塀も吹き飛ばされた。
山東省気象センターの専門家によると、山東省では竜巻がしばしば発生。国家気候センターの1991年から2020年までのデータによれば、同省では平均で毎年1.5回発生している。
◇出典
https://news.youth.cn/gn/202407/t20240706_15362924.htm
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1803798546823361178
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240706/bkn-20240706092718597-0706_00952_001.html
◇参考情報