水利省が増水期入り宣言 7大河川流域で水害の恐れ

  中国メディアの中国青年網によると、水利省は1日、中国が同日、増水期に入ったと宣言した。今年は水害と干ばつがともに予想されるが、水害がより深刻化するとの見通しを示した。

 同省情報センター首席予報員の侯愛中氏によれば、今年は中国の7大河川すべてで大雨による水害が予想される。 今年に入ってからの中国の平均降水量は61ミリで平年並み。しかし、珠江流域、長江中部科学工業園区(中科)流域で降水量が例年より2~6割少ない。

 中国では近年、記録的な高温と洪水が繰り返し発生。中国国家気候センターは2023年7月、同年6月の高温の日数が13.2日で、1961年以降、最多になったと発表した。

 また23年7月は、台風5号(トクスリ)の影響で、北京や天津、河北で豪雨が発生。各地で水害となり8月10日までに河北省では29人が死亡、16人が行方不明となった。経済的損失は958億1100万元(約2兆円)に上った。

◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1795178277564530406&wfr=spider&for=pc

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1795111209085342071&wfr=spider&for=pc

https://www.cna.com.tw/news/acn/202404010123.aspx

◇参考情報
タイトルとURLをコピーしました