
乗客によると、同便は19日午後5時半に離陸してから約1時間後、乗客1人が規則に違反して、機内でモバイルバッテリーを使いタブレット端末に充電中、爆発して燃え上がった。機内にはまもなく煙が立ち込め、乗客がパニック状態となった。
別の乗客によると、同日7時ごろ突然濃い煙が見えた後、焦げた臭いがした。まもなく客室乗務員が落ち着いた様子で処理に当たり、英語で緊急着陸すると説明が行われたという。
乗客は、事故が起きた客室前方から後方に移動した。同便は同日午後8時20分ごろ、香港国際空港に緊急着陸した。同空港によると、同便は19日午後10時10分ごろ離陸し上海に向かった。
航空関係者によると、モバイルバッテリーは飛行中、スイッチを切ることが求められる。機内で充電することは禁じられているという。
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