豪国籍の中国人作家に執行猶予付き死刑判決

 2024年2月6日豪州米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、オーストラリア国籍の中国人作家、楊恒均氏に、中国・北京の裁判所が5日、スパイ罪で2年の執行猶予付きの死刑判決を言い渡した。オーストラリア政府は中国政府に「驚愕(きょうがく)している」と伝えた。楊氏はスパイ罪容疑で既に5年以上拘束されている。(写真はRFAのサイト)

 オーストラリアのウォン外相は「2年後には無期懲役に減刑されるだろう。オーストラリア駐在の中国大使に、われわれの反対意見を伝えた」と述べた。米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、中国外務省の汪文斌副報道局長も5日、楊氏に執行猶予付きの死刑判決を言い渡されたことを確認した。

 オーストラリア国際政策研究所のマクレガー上席研究員は「今回の判決は、オーストラリアと中国の外交関係に影を落とし続けるだろう」と述べた。

 楊氏は58歳で中国湖北省出身。かつて情報機関の国家安全省で勤務した経歴がある。その後、オーストラリアに移住した。中国は自由と民主主義の改革が必要との言論活動を続け、幅広く読者を集めていた。

 楊氏は2019年1月、広州白雲空港で「中国の国家の安全に危害を与える活動」を行った疑いで拘束され、その1年余り後、スパイ罪で起訴された。家族によれば、勾留中、300回余りの尋問と6カ月の虐待を受けた。

◇出典

https://www.voachinese.com/a/australian-chinese-dissident-yang-hengjun-was-reportedly-sentenced-to-death-with-2-year-suspension-20240205/7471034.html

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