英実業家、スパイ罪で服役 中国でビジネス40年

 2024年1月29日間諜香港メディアの東網によると、中国外務省の汪文斌副報道局長は26日、英フィナンシャル・タイムズの質問に答え、英実業家のイアン・J・ストーン氏が一昨年スパイ罪で有罪判決を受け服役中であることを確認した。(写真は東網のサイト)

 米紙ウォールストリートジャーナルよると、ストーン氏は40年にわたり中国で勤務し、かつてGMやファイザーなど米大手企業で勤務。後にコンサルティング会社を起こしたが2018年から失踪していた。

 汪副報道局長によると、ストーン氏は2022年8月、違法情報を提供した罪などで懲役5年の一審判決を受け控訴した。しかし、昨年9月、北京の高等裁判所で退けられ刑が確定した。英中両国政府は、ストーン氏の拘束をおおやけにしてこなかった。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、ストーン氏のケースは、中国における外国企業のビジネスのリスクを浮き彫りにした。中国の司法は不透明で、ストーン氏の記録は公開されていない。英大使館員と家族は公判の傍聴を許されなかった。

◇出典

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240127/bkn-20240127130711769-0127_00952_001.html

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