北京のインフルエンザ9割がB型=コロナはJN.1が拡大

 2024年1月19日流感中国・北京市疾病対策予防センターによると、北京市で最近1週間に市内の主要病院でインフルエンザの症状を訴えて受診した患者のうち88.5%がB型インフルエンザだった。香港メディアの東網が中国メディアの情報として伝えた。(写真は東網のサイト)

 新型コロナウイルスの感染者も増加傾向にあり、オミクロン変異型の派生型JN.1の感染者の割合が拡大している。 同センターによると、主要病院の受診者のうちインフルエンザの感染者が占める割合は最近1週間は49.9%で、ピークだった2023年12月の59.9%から10ポイント低下した。同センターは、北京市でインフルエンザの流行がなお続いているものの沈静化の傾向にあるとしている。

 また、受診者のうちコロナの感染者は1.8%で、現在はオミクロン変異株の派生型XBBが主流。また、コロナの感染者は増加傾向にある。JN.1は感染力が強いことで知られ、感染が拡大しているが、毒性が強いとの証明はないという。

 一方、湖南省疾病対策予防センターによると、同省でインフルエンザの症状を訴えて主要病院で受診した患者の数は、A型インフルエンザ、レンザ球菌肺炎、B型インフルエンザが上位3つ。湖南省ではコロナの感染拡大は低いレベルにとどまっている。

◇出典

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20240118/bkn-20240118151638322-0118_00952_001.html

◇参考情報
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