中国メディアの紅星新聞によると、北京市疾病対策予防センターはこのほど、全国各地の病院で、児童を中心に細菌性のマイコプラズマ肺炎の患者が多発しているとして注意を呼び掛けた。人民日報も11日、北京や重慶、上海、河南での病院の話として、9月以降、同肺炎の子どもの患者が明らかに増えていると報じた。（写真は星島日報のサイト）
紅星新聞によれば複数の専門家が、マイコプラズマ肺炎は3～5年周期で流行を繰り返しており、今年は流行の年である可能性が高いと指摘。9月以降、ピーク状態が続いていると述べた。
四川省内の各大病院では、9月に入り呼吸器系感染症の患者が8月に比べて急増。都江堰市人民病院の呼吸器科では各医師が1日に60人近くを診察している。
浙江省杭州市臨平区の中西結合病院小児科は最近、1日に100～200人、多い時は300人を診察しており、点滴室は満員。9月初旬から子どもの患者増え始め、大部分がマイコプラズマ肺炎だという。
香港メディアの星島日報によれば、上海仁済病院小児科の劉茂松医師は「まだピークは来ていない」と述べ、感染はさらに拡大するとの見方を示した。
マイコプラズマは、細菌とウイルスの中間で、世界最小の微生物。細胞壁を持たず「コート着ていない」細菌。75％以上のアルコールや消毒液で殺菌できる。
◇出典
https://mp.weixin.qq.com/s?__biz=MzI3MTQzNjYxNw==&mid=2247770530&idx=3&sn=0625eac70364ee1d287dda51543ac975&chksm=eacf3f84ddb8b692f7b29b947e9d8c5d718bc174ce14fcc027b318fe197c6eb4dc0f012f2b13&scene=0&xtrack=1
https://std.stheadline.com/realtime/article/1958134/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%A4%9A%E5%9C%B0%E7%88%86%E7%99%BC-%E6%94%AF%E5%8E%9F%E9%AB%94%E8%82%BA%E7%82%8E-%E5%85%92%E7%A7%91%E7%88%86%E6%BB%BF-%E9%86%AB%E7%94%9F-%E5%8A%A0%E5%BA%8A100%E5%A4%9A%E5%BC%B5
◇参考情報