
中国メディアの澎湃新聞などによると、内モンゴル自治区西部のアルシャー盟アルシャー左旗にある石炭会社「新井煤業」の露天掘り炭鉱で今年2月22日、大規模な崩落で作業員53人が死亡、6人がけがした事故で、国務院(中央政府)常務委員会はこのほど、事故調査委員会の報告書を採択した。これにより公職者42人の処分と、同社の株主や代表ら19人に刑事責任追及が決まった。うち13人は検察がこれまでに既に逮捕を許可した。(写真は
星島日報のサイト)
事故は今年2月22日午後1時12分以降、2回発生。ただちに作業員の救助作業が始まったが、翌23日午後までに5人が死亡、6人がけがした。48人が行方不明となったが、その後、全員の死亡を確認した。経済的な損失は2億0430元(約41億円)に上った。
報告書によれば、炭鉱会社は長期にわたり無資格の企業に開発を委託、地元当局も十分な監督を行わないなど、長期にわたり事故の危険性が放置され続けていた。
受託業者は、超急角度の斜面を作り出した上、斜面法尻で採掘を行ったため、法面が安定を失って崩れた。緊急態勢にも不備があり、作業員が迅速に避難できなかった。
◇出典
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_24407023
https://std.stheadline.com/realtime/article/1948363/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%85%A7%E8%92%99%E5%8F%A4%E9%9C%B2%E5%A4%A9%E7%85%A4%E7%A4%A6%E5%9D%8D%E5%A1%8C53%E6%AD%BB-%E7%95%B6%E5%B1%80%E5%95%8F%E8%B2%AC42%E5%AE%98%E5%93%A1-%E8%87%B3%E4%BB%8A13%E4%BA%BA%E8%A2%AB%E6%8D%95

中国メディアの澎湃新聞などによると、内モンゴル自治区西部のアルシャー盟アルシャー左旗にある石炭会社「新井煤業」の露天掘り炭鉱で今年2月22日、大規模な崩落で作業員53人が死亡、6人がけがした事故で、国務院(中央政府)常務委員会はこのほど、事故調査委員会の報告書を採択した。これにより公職者42人の処分と、同社の株主や代表ら19人に刑事責任追及が決まった。うち13人は検察がこれまでに既に逮捕を許可した。(写真は
星島日報のサイト)
事故は今年2月22日午後1時12分以降、2回発生。ただちに作業員の救助作業が始まったが、翌23日午後までに5人が死亡、6人がけがした。48人が行方不明となったが、その後、全員の死亡を確認した。経済的な損失は2億0430元(約41億円)に上った。
報告書によれば、炭鉱会社は長期にわたり無資格の企業に開発を委託、地元当局も十分な監督を行わないなど、長期にわたり事故の危険性が放置され続けていた。
受託業者は、超急角度の斜面を作り出した上、斜面法尻で採掘を行ったため、法面が安定を失って崩れた。緊急態勢にも不備があり、作業員が迅速に避難できなかった。
◇出典
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_24407023
https://std.stheadline.com/realtime/article/1948363/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%85%A7%E8%92%99%E5%8F%A4%E9%9C%B2%E5%A4%A9%E7%85%A4%E7%A4%A6%E5%9D%8D%E5%A1%8C53%E6%AD%BB-%E7%95%B6%E5%B1%80%E5%95%8F%E8%B2%AC42%E5%AE%98%E5%93%A1-%E8%87%B3%E4%BB%8A13%E4%BA%BA%E8%A2%AB%E6%8D%95