河北水害の公式報道にフェイク 不信感強まる恐れ

 20230808河北中国河北省タク州市で起きた深刻な水害を巡り、政府による積極的な救助活動を伝える公式報道に、フェイクの指摘が相次いでいる。政府の救助活動に対する不満が高まる中、不信感が一層強まる恐れがある。台湾の中央通信社が伝えた。(写真は東網のサイト)

 フェイクと指摘される公式報道の一つは、ヘリコプターで民家の屋根に逃れた住民を救助する映像で、地表の水位が人の足首ぐらいの浅さだったことが発覚。また、疲れて車にもたれて眠る消防隊員の写真は、3年前に江蘇の水害の際のものだった。

 タク州での救助活動を巡っては、政府のやり方の不適切さや不十分さに民衆の怒りが高まっている。外地から駆けつけた救援隊に現地政府が「招請状」を要求したことなども次々に暴露され、怒りをかき立てた。フェイク報道の発覚で、ネット上では批判の声がさらに強まっている。

 香港メディアの東網によると、現地に派遣された救助隊員の1人によると、4人乗りのゴムボートで、操縦手が2人、専門の撮影者が1人いて、被災者の席は1人分しかなかった。しかし、カメラの位置を工夫して救助の様子を演出していたという。

◇出典

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230807/bkn-20230807102020872-0807_00952_001.html

https://www.cna.com.tw/news/acn/202308060226.aspx

◇参考情報

河北水害の公式報道にフェイク 不信感強まる恐れ

 20230808河北中国河北省タク州市で起きた深刻な水害を巡り、政府による積極的な救助活動を伝える公式報道に、フェイクの指摘が相次いでいる。政府の救助活動に対する不満が高まる中、不信感が一層強まる恐れがある。台湾の中央通信社が伝えた。(写真は東網のサイト)

 フェイクと指摘される公式報道の一つは、ヘリコプターで民家の屋根に逃れた住民を救助する映像で、地表の水位が人の足首ぐらいの浅さだったことが発覚。また、疲れて車にもたれて眠る消防隊員の写真は、3年前に江蘇の水害の際のものだった。

 タク州での救助活動を巡っては、政府のやり方の不適切さや不十分さに民衆の怒りが高まっている。外地から駆けつけた救援隊に現地政府が「招請状」を要求したことなども次々に暴露され、怒りをかき立てた。フェイク報道の発覚で、ネット上では批判の声がさらに強まっている。

 香港メディアの東網によると、現地に派遣された救助隊員の1人によると、4人乗りのゴムボートで、操縦手が2人、専門の撮影者が1人いて、被災者の席は1人分しかなかった。しかし、カメラの位置を工夫して救助の様子を演出していたという。

◇出典

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230807/bkn-20230807102020872-0807_00952_001.html

https://www.cna.com.tw/news/acn/202308060226.aspx

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