台湾の中央通信社によると、河北省では、記録的な豪雨で洪水が発生したため、省内の遊水地7カ所の使用を始めた。遊水地内で広大な村落や農地が水没するため、85万7200人もの住民が他地域に避難した。河北の遊水地への放流は首都北京を守るためとの指摘が出ている。（写真は中央通信社のサイト）
中国メディアの澎湃新聞によると、7カ所は河北を流れる永定河、大清河、子牙河の3河川の流域。遊水地内の村落と農地には既に大量の水が流れ込んでいる。水が引くまでの時間は、地勢の高い地域は１週間ほどだが、低い地区では1カ月掛かるところもある。
香港メディアの星島網によると、天津でも遊水地の使用が始まった。対象地区の住民の損失は大きいが、河北と天津の遊水地使用は、北京を守るためとの指摘が出ている。中国の水利の専門家は「遊水地は下流を守るため。北京は地勢が高く、天津の上流にある」と述べ、強く否定している。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202308030103.aspx
https://std.stheadline.com/realtime/article/1943099/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E6%8B%86%E5%B1%80%EF%B8%B1-%E6%B2%B3%E5%8C%97-%E5%A4%A9%E6%B4%A5%E6%B3%84%E6%B4%AA%E7%82%BA%E4%BF%9D%E5%8C%97%E4%BA%AC-%E5%B0%88%E5%AE%B6-%E9%8C%AF%E8%AA%A4-%E5%8C%97%E4%BA%AC%E5%9C%B0%E5%8B%A2%E8%BC%83%E9%AB%98%E5%9C%A8%E4%B8%8A%E6%B8%B8
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