台風5号（トクスリ）の影響による豪雨は、北京や河北に重大な被害をもたらした後、再び中国東北地区を襲った。黒竜江省ハルビン市では、2日午後に豪雨が降り、市内各所で深刻な浸水が発生した。黒竜江省気象台などは、大雨で最高レベルの「赤色警報」を相次ぎ発令した。台湾の中央通信社が2日伝えた。（写真は中央通信社のサイト）
中国の気象当局によると、台風5号の影響による豪雨地帯は2日、北京や河北など華北から、東北地区の黒竜江、吉林に移った。中国メディアによるとハルビンでは2日午前から豪雨が始まり、午後1時には一部の観測所で雨量が100ミリを超えた。街路の各所が冠水し、水位は膝の高さに達した。多くの車がエンストし激しい渋滞が起きた。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202308020259.aspx
http://www.chinanews.com.cn/sh/2023/08-03/10054527.shtml
◇参考情報
○黒竜江北部で50年ぶり増水 住民4000人が避難