台湾の中央通信社によると、中国メディアの澎湃新聞は27日、中国人民解放軍のロケット軍の呉国華副司令官（66）が7月4日、病気のため北京で死去したと報じた。海外メディアは先に、呉副司令官が自殺したと伝えていた。（写真は中央通信社のサイト）
ラジオ・フランス・アンテルナショナル（ＲＦＩ）によると、澎湃新聞は27日、呉副司令官の友人の話として死去を報じたが、既に見出しを除き削除されている。呉氏の死去から20日以上経つが、中国当局はメディアで公表していない。
中国ロケット軍を巡っては最近、汚職などのスキャンダルの噂が絶えない。米国在住の中国海軍の元参謀は先にツイッターで、ロケット軍の李玉超司令官が会議中、取り調べのため連行されたことを暴露した。司令官の米国留学中の子息が機密情報を売った疑いが持たれているという。
ＲＦＩによれば、香港紙明報も13日、ロケット軍の複数の将軍が汚職や機密漏洩（ろうえい）事件に関与していると報道。李司令官が6月末に開かれた軍昇進式を欠席したことから、うわさが一挙に広まったという。
◇出典
https://www.rfi.fr/cn/%E4%B8%AD%E5%9B%BD/20230727-%E7%A7%98%E4%B8%8D%E5%8F%91%E4%B8%A7-%E4%BB%8E%E7%81%AB%E7%AE%AD%E5%86%9B%E5%89%AF%E5%8F%B8%E4%BB%A4%E5%90%B4%E5%9B%BD%E5%8D%8E%E7%A5%9E%E7%A7%98%E6%AD%BB%E4%BA%A1%E8%AF%B4%E8%B5%B7
https://www.cna.com.tw/news/acn/202307270364.aspx
◇参考情報