中国青年層の失業問題10年続く恐れ=経済学者が警告

 中国の経済学者で、上海財経大の劉元春学長らの研究チームがこのほどまとめたリポートで、中国の青年層の失業問題が深刻さを増しており、10年間続く恐れがあるとの警告を行った。処置が不適切なら政治問題に発展する恐れがあると指摘している。台湾の中央通信社が3日伝えた。

 リポートは、劉学長と中国人民大学国家発展戦略研究院の劉暁光教授ら2人が共同執筆。110ページに達するが、中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」で公表後、失業問題と政治危機を結びつけた指摘が注目を集めている。

 劉学長は「中国マクロ経済フォーラム」の発起人で、22年4月には、中国共産党中央政治局の集団学習会で講師を務めた。リポートは「2023年中期中国マクロ経済分析・予測リポート」の表題で今年6月末発表した。

 リポートによれば、青年層の失業問題の解決は雇用の拡大しかなく、それには市場主体の新たな増加が頼み。市場主体の増加には、生産面での投資、特に民間投資が必要となる。リポートは、補助金政策だけでは、民間投資の不足の問題を根本的に解決できないと指摘した。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202307033001.aspx

◇参考情報

米中摩擦で雇用情勢悪化 李首相が失業者引き止め指示

中国青年層の失業問題10年続く恐れ=経済学者が警告

 中国の経済学者で、上海財経大の劉元春学長らの研究チームがこのほどまとめたリポートで、中国の青年層の失業問題が深刻さを増しており、10年間続く恐れがあるとの警告を行った。処置が不適切なら政治問題に発展する恐れがあると指摘している。台湾の中央通信社が3日伝えた。

 リポートは、劉学長と中国人民大学国家発展戦略研究院の劉暁光教授ら2人が共同執筆。110ページに達するが、中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」で公表後、失業問題と政治危機を結びつけた指摘が注目を集めている。

 劉学長は「中国マクロ経済フォーラム」の発起人で、22年4月には、中国共産党中央政治局の集団学習会で講師を務めた。リポートは「2023年中期中国マクロ経済分析・予測リポート」の表題で今年6月末発表した。

 リポートによれば、青年層の失業問題の解決は雇用の拡大しかなく、それには市場主体の新たな増加が頼み。市場主体の増加には、生産面での投資、特に民間投資が必要となる。リポートは、補助金政策だけでは、民間投資の不足の問題を根本的に解決できないと指摘した。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202307033001.aspx

◇参考情報

米中摩擦で雇用情勢悪化 李首相が失業者引き止め指示

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