中国中央気象台は17日、高温と大雨の2種類の警報を発出した。北方地区では一部で気温が40度を超える一方、東部と南部では大雨が予想されている。中国の各メディアを引用し、香港メディアの東網が伝えた。(写真は東網のサイト)
湖北省では18日、省内のダム512カ所で水位が警戒レベルを超えた。うち中型ダムが5カ所、小型ダムが507カ所。18日の時点では正常な放水が行われている。同省の洪水担当部門は警戒態勢を始動し、監視チームが巡回を始めた。
湖南省も全省の平均雨量が32.4ミリ。監利市では長江沿岸の一部で225.5ミリを記録。省内の中小河川全体で水位が上昇しており、東荊河など長江支流の観測所3カ所で1.18~3.41メートルの水位上昇が観測された。
台湾・中央通信社によると、中国の気象部門は18日、以降の10日間、江南や華南で例年を上回る降雨が予想されると発表。国家洪水干ばつ対策本部は同日、洪水対策の発動地域をこれまでの6省・自治区に、広西チワン族自治区や江蘇省を加えた8つの省・自治区に拡大した。
◇出典
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20230618/bkn-20230618173553867-0618_00952_001.html
https://www.cna.com.tw/news/acn/202306180185.aspx
◇参考情報