中国南方の気温上昇で電力不足=各都市が節電呼び掛け

 中国南方の各地で気温の上昇とともに電力使用量が大幅に増加し、多くの都市で電力不足が深刻化している。各都市は住民に節電を呼び掛けるとともに、国有企業に対し室内のエアコンを26度以下にするなどの対策を求めている。台湾の中央通信社が13日伝えた。

 広東省茂名市は12日、無料通信アプリ「微信(ウィーチャット)」の公式アカウントで「全市で電力需要が大幅に増加しとして」として節電を要請した。同市では1~5月の電力使用量が前年同期比8.01%増加。うち5月は民生用の電力使用量が前年同月比27.41%増え、過去最多を更新した。

 ロイター通信によると、広東省の工業都市、江門市も電力使用ピーク時の節電を呼び掛ける声明を発表。海南省も同様の広報を行っている。海南省では1~4月、電力使用量が前年同月比11.8%増えた。

 また、中国メディアの毎日経済新聞によると、水力発電が盛んな雲南省で干ばつが終息せず、発電に影響が出ている。広東省の電力の3分の1は雲南省からで、大部分を水力発電が占める。広東省は、夏の電力使用のピークを迎え、多少に先駆け電力不足に直面している。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202306130243.aspx

◇参考情報

中国南方の気温上昇で電力不足=各都市が節電呼び掛け

 中国南方の各地で気温の上昇とともに電力使用量が大幅に増加し、多くの都市で電力不足が深刻化している。各都市は住民に節電を呼び掛けるとともに、国有企業に対し室内のエアコンを26度以下にするなどの対策を求めている。台湾の中央通信社が13日伝えた。

 広東省茂名市は12日、無料通信アプリ「微信(ウィーチャット)」の公式アカウントで「全市で電力需要が大幅に増加しとして」として節電を要請した。同市では1~5月の電力使用量が前年同期比8.01%増加。うち5月は民生用の電力使用量が前年同月比27.41%増え、過去最多を更新した。

 ロイター通信によると、広東省の工業都市、江門市も電力使用ピーク時の節電を呼び掛ける声明を発表。海南省も同様の広報を行っている。海南省では1~4月、電力使用量が前年同月比11.8%増えた。

 また、中国メディアの毎日経済新聞によると、水力発電が盛んな雲南省で干ばつが終息せず、発電に影響が出ている。広東省の電力の3分の1は雲南省からで、大部分を水力発電が占める。広東省は、夏の電力使用のピークを迎え、多少に先駆け電力不足に直面している。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202306130243.aspx

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