
米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、新型コロナウイルスの今年5月の陽性者が、2022年末から1月初めの感染爆発時のピークに近づいていることが、中国当局が公表したデータで明らかになった。専門家は、中国の今年のコロナ第2波は、6月下旬にピークを迎えるとの見方を示した。(写真は
RFAのサイト)
米ブルームバーグ通信によれば、中国疾病対策予防センターは11日、コロナの検査の受検者に占める陽性者の割合が5月末の時点で40%を上回ったことを明らかにした。この割合は、今年1月初めのピーク時と同じという。
また、中国当局によると、最近のコロナの重症患者は2777人。コロナの死者は5月は164人で増加が続いている。さらに、現在中国で流行しているのはオミクロン変異株の派生型XBB系統で、再感染の急増につながっている。
英国の医療関連調査会社エアフィニティーの最新の推計によれば、中国の第2波の感染者は1億1200万人。今年初めの完全爆発時の10分の1にとどまるとみられる。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/10-06122023151250.html
◇参考情報
○コロナの今年第2波、ピークは6月末 鐘南山氏が見方

米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、新型コロナウイルスの今年5月の陽性者が、2022年末から1月初めの感染爆発時のピークに近づいていることが、中国当局が公表したデータで明らかになった。専門家は、中国の今年のコロナ第2波は、6月下旬にピークを迎えるとの見方を示した。(写真は
RFAのサイト)
米ブルームバーグ通信によれば、中国疾病対策予防センターは11日、コロナの検査の受検者に占める陽性者の割合が5月末の時点で40%を上回ったことを明らかにした。この割合は、今年1月初めのピーク時と同じという。
また、中国当局によると、最近のコロナの重症患者は2777人。コロナの死者は5月は164人で増加が続いている。さらに、現在中国で流行しているのはオミクロン変異株の派生型XBB系統で、再感染の急増につながっている。
英国の医療関連調査会社エアフィニティーの最新の推計によれば、中国の第2波の感染者は1億1200万人。今年初めの完全爆発時の10分の1にとどまるとみられる。
◇出典
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/10-06122023151250.html
◇参考情報
○コロナの今年第2波、ピークは6月末 鐘南山氏が見方