20230523南山 中国メディアの南方都市報などによると、中国の感染症対策の第一人者で、政府系研究機関、中国工程院の院士(メンバー)である鐘南山氏は22日、広東省広州市で開かれたフォーラムで、4月末に始まった中国の新型コロナウイルスの今年の感染拡大第2波が6月末にピークを迎えるとの見方を示した。(写真は東網のサイト画面)

 鐘氏によると、第2波は4月中旬から増え始め5月末に小さなピークを迎えて1週間の感染者が約4000万人に達する見通し。その後も増加が続いて6月末に1週間当たり約6500万人に増えピークを迎えると予想される。

 鐘氏によると、コロナの感染力は強まっており、オミクロン変異株の派生型、現在のXBB.1.5の基本再生産数(R0)は30で、1人から約30人に感染している。一方で中国のコロナ対策は重症化防止が重点となっており、感染予防そのものは困難となっている。

 鐘氏によると、コロナ変異株派生型の予防にはワクチン接種が重要。中国では既にXBB向けワクチンが2種類が承認済みでまもなく発売される。他に3~4種類が承認される見込みという。

◇出典

https://m.mp.oeeee.com/a/BAAFRD000020230522799622.html

https://www.163.com/dy/article/I5DCTDPK05561JWH.html


https://std.stheadline.com/realtime/article/1927138/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E9%8D%BE%E5%8D%97%E5%B1%B1-%E8%83%BD%E8%A6%86%E8%93%8BXBB%E8%AE%8A%E7%95%B0%E6%A0%AA%E7%9A%84%E7%96%AB%E8%8B%97%E5%BE%88%E5%BF%AB%E9%9D%A2%E4%B8%96



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