オミクロン派生型2つに同時感染=重慶の病院が確認

2023020病 中国メディアの澎湃新聞によると、中国疾病対策予防センターは17日発表の最新リポートで、重慶市の病院が2月14日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の2種類の派生型に同時感染した患者を確認したことを明らかにした。(写真は星島日報のサイト画面) 

 患者は22年12月29日、新型コロナと確認されて入院。その後、1月6日から2月12日まで8回のPCR検査を受けたが、いずれも陽性だった。研究スタッフが調べたところ、患者から同変異株の派生型「BA.5.2.48」と「BF.7.14」の2つが同時に見つかった。

 最新リポートは、各種の変異株が同一地域で同時流行するリスクが高まっているとして、コロナの変異株に対する監視を強め、特に免疫に欠陥がある人々への検査を強化することが重要と指摘している。

 台湾の中央通信社によると、同時感染した患者は女性(67)。がんを患い最近半年間に抗がん剤や放射線治療を受けていた。中国の首都医科大学・北京佑安病院の専門医は、2種類の派生型に同時感染する確率は極めて低く、患者の免疫力の低下と関係すると指摘した。

 この専門医によれば、中国本土のほとんどの地区で、多くの住民が自然免疫を獲得しており、2つの派生型の同時感染が拡大を懸念する必要はないという。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、ソーシャルメディアでは中国住民の多くが改めて、コロナの感染再拡大を懸念している。3月上旬には各地でA型インフルエンザが大流行し死亡も出た。当時、ネット民からはA型インフルエンザでなくコロナ変異株の感染拡大を疑う声が上がっていた。

◇出典

https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_22354440

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/5-03192023113715.html

https://www.cna.com.tw/news/acn/202303180148.aspx
◇参考情報

オミクロン派生型2つに同時感染=重慶の病院が確認

2023020病 中国メディアの澎湃新聞によると、中国疾病対策予防センターは17日発表の最新リポートで、重慶市の病院が2月14日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の2種類の派生型に同時感染した患者を確認したことを明らかにした。(写真は星島日報のサイト画面) 

 患者は22年12月29日、新型コロナと確認されて入院。その後、1月6日から2月12日まで8回のPCR検査を受けたが、いずれも陽性だった。研究スタッフが調べたところ、患者から同変異株の派生型「BA.5.2.48」と「BF.7.14」の2つが同時に見つかった。

 最新リポートは、各種の変異株が同一地域で同時流行するリスクが高まっているとして、コロナの変異株に対する監視を強め、特に免疫に欠陥がある人々への検査を強化することが重要と指摘している。

 台湾の中央通信社によると、同時感染した患者は女性(67)。がんを患い最近半年間に抗がん剤や放射線治療を受けていた。中国の首都医科大学・北京佑安病院の専門医は、2種類の派生型に同時感染する確率は極めて低く、患者の免疫力の低下と関係すると指摘した。

 この専門医によれば、中国本土のほとんどの地区で、多くの住民が自然免疫を獲得しており、2つの派生型の同時感染が拡大を懸念する必要はないという。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、ソーシャルメディアでは中国住民の多くが改めて、コロナの感染再拡大を懸念している。3月上旬には各地でA型インフルエンザが大流行し死亡も出た。当時、ネット民からはA型インフルエンザでなくコロナ変異株の感染拡大を疑う声が上がっていた。

◇出典

https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_22354440

https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/5-03192023113715.html

https://www.cna.com.tw/news/acn/202303180148.aspx
◇参考情報
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