香港メディアの星島日報によると、米通商代表部（USTR）は1月31日、偽物などを取り扱う「悪質な市場」をリスト化した年次報告書を発表、USTRのキャサリン・タイ代表は「中国が世界最大の偽物商品の生産国だ」と指摘した。（写真は星島日報のサイト画面）
タイ代表は中国最大の無料通信アプリ「微信（ウィーチャット）」を名指し「偽物商品流通の主要プラットフォームの一つだ」と述べた。年次報告書によると、2021年に米税関などが摘発した偽物商品のうち4分の3は中国か、中国から香港を経て運ばれた。
米公共放送ボイス・オブ・アメリカ（ＶＯＡ）によると、中国電子商取引最大手、阿里巴巴集団（アリババ）や中国のインターネット検索最大手・百度（バイドゥ）が運営する各種のプラットフォームが「悪質な市場」のリストに入った。
リストには、世界18カ国において商標権侵害商品や偽物を販売したオンライン市場39カ所とリアル市場33市場を列挙。中国は前回と同じく、世界最多となった。
年次報告書はまた、ネット上の海賊版が米国のクリエーティブ産業の労働者の賃金や年金、医療福祉に与える影響についても調査した。
◇出典
https://www.voachinese.com/a/us-notorious-markets-list-china-20230131/6942117.html
https://std.stheadline.com/realtime/article/1902474/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E6%88%B4%E7%90%AA-%E4%B8%AD%E5%9C%8B%E6%98%AF%E5%86%92%E7%89%8C%E7%9B%9C%E7%89%88%E6%9C%80%E5%A4%A7%E8%A3%BD%E9%80%A0%E5%9C%8B-%E5%BE%AE%E4%BF%A1%E7%82%BA%E6%9C%80%E5%A4%A7%E5%B9%B3%E5%8F%B0%E4%B9%8B%E4%B8%80
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