中国で新型コロナウイルス感染が爆発に拡大する中、海外では医療提供体制への懸念が高まっている。中国メディアの浙江日報によると、国家衛生健康委員会の焦雅輝・医政局長は27日、国務院が開いた記者会見で、重症者の増加がピークを迎えている省では、重症病床の提供が「臨界点」に達していると述べた。今後、供給の拡大と回転率の向上で対応する必要があるという。（写真は中央社のサイト画面）
香港メディアの香港０１によれば、中国疾病対策予防センターの殷文武・主任医師は27日、国務院の会見で、「中国のコロナ感染は現在、急速な拡大期にある」と指摘。「今後の一定期間、各地域が次々と感染のピークを迎える」と述べた。
焦局長によると、全国的には重症病床の提供は十分。全国の重症病床は18万1000床で、人口10万人当たり12.8床。中国の病院等級で最高の「三級」病院では13万3400床。「二級」以上の大規模病院の重症病床使用率は平均50％前後だという。
重症者治療用設備は25日現在、人工透析施設は16万7000カ所、腎機能代替療法（ＣＲＲＴ）装置は2万4000台、エクモ（ＥＣＭＯ＝対外式膜型人工肺）約2600台、侵襲的人工呼吸器13万1000台、非侵襲的人工呼吸器15万7000台など。焦局長は、全体として重症者の治療に十分な量が確保されていると述べた。
◇出典
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1753356462864969354&wfr=spider&for=pc
https://www.hk01.com/%E5%8D%B3%E6%99%82%E4%B8%AD%E5%9C%8B/851156/%E4%B8%AD%E7%96%BE%E6%8E%A7-%E6%9C%AA%E4%BE%86%E4%B8%80%E6%AE%B5%E6%99%82%E9%96%93%E5%85%A8%E5%9C%8B%E5%90%84%E5%9C%B0%E6%9C%83%E9%99%B8%E7%BA%8C%E8%BF%8E%E4%BE%86%E7%96%AB%E6%83%85%E9%AB%98%E5%B3%B0?itm_source=universal_search&itm_campaign=hk01&itm_content=all&itm_medium=web
https://www.cna.com.tw/news/acn/202212270267.aspx
◇参考情報