北京で陰性証明なしの職場復帰許可 検査具不足で

 台湾の中央通信社によると、中国で新型コロナウイルスの抗原検査キットが不足する中、北京市当局は19日、陰性証明なしで企業団体への職場復帰を認めると通知した。浙江省や重慶市でも、コロナ軽症者の出勤が症例されている。抗原検査キットの不足を緩和する狙いがあるとみられる。

 中国メディアの第一財経によれば、中国各地でPCR検査所が撤去後、抗原検査キットがコロナ感染の有無を調べる重要手段となっている。住民は職場を休んだり復帰したりする際に必要なため、キットの需要が激増し、ネットショップなどで欠品が常態化している。

 北京市は19日、コロナの陽性者が在宅隔離を終えて職場復帰する際、PCRや抗原検査を不要と通知した。浙江と重慶も、無症状と軽症者は通常と同じく出勤を可能とした。重慶市はさらに、無症状の場合は医薬品も使わないよう求めた。検査キットや医薬品不足に対応したとみられる。 

 中国のネット上でも「多くの地方で人手不足が起きている。体が問題なければ、会社は速やかに職場復帰するよう求めている。PCRも抗原検査もいらなくなった」との書き込みが相次いだ。

◇参考情報

コロナ感染者と死者急増か 無計画な緩和に批判も
コロナ感染急拡大で医師不足 退職者の再雇用呼びかけ

北京で陰性証明なしの職場復帰許可 検査具不足で

 台湾の中央通信社によると、中国で新型コロナウイルスの抗原検査キットが不足する中、北京市当局は19日、陰性証明なしで企業団体への職場復帰を認めると通知した。浙江省や重慶市でも、コロナ軽症者の出勤が症例されている。抗原検査キットの不足を緩和する狙いがあるとみられる。

 中国メディアの第一財経によれば、中国各地でPCR検査所が撤去後、抗原検査キットがコロナ感染の有無を調べる重要手段となっている。住民は職場を休んだり復帰したりする際に必要なため、キットの需要が激増し、ネットショップなどで欠品が常態化している。

 北京市は19日、コロナの陽性者が在宅隔離を終えて職場復帰する際、PCRや抗原検査を不要と通知した。浙江と重慶も、無症状と軽症者は通常と同じく出勤を可能とした。重慶市はさらに、無症状の場合は医薬品も使わないよう求めた。検査キットや医薬品不足に対応したとみられる。 

 中国のネット上でも「多くの地方で人手不足が起きている。体が問題なければ、会社は速やかに職場復帰するよう求めている。PCRも抗原検査もいらなくなった」との書き込みが相次いだ。

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