
台湾の中央通信社によると、上海市市場監督管理局が、市内の韓国系ベーカリーチェーン「パリバゲット(巴黎貝甜)」に対し、4月に行われた新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)中、住民にパンを無許可で提供したとして、罰金58万5000元(1185万円)を支払いを命じたところ、上海市民から批判が噴出し、撤回を求める声が挙がっている。(写真は
聯合新聞網のサイト画面)
同社は都市封鎖期間中、上海市内の研修施設でパンを製造し、住宅地に提供。当時の上海市民の食料不足解決に一役買った。しかし当局は、研修施設が生産許可を受けた工場とは異なるとして、食品安全法違反で行政罰を課すことを決めた。
台湾メディアの聯合新聞網によると、同局が処罰を決定後、ネット上で市民が相次いで批判の声を挙げた。多くは、コロナの感染拡大期間中、同社が値上げを行わなかったことを取り上げ「多くの業者が値を吊り上げたり、団体購入の商品に腐った食品を入れたりしたのに処罰されず、良心的な起業が罰を受けた」などと指摘。「恩を忘れない」などと、同社を支援する声も多数に上った。
中国メディアの央広網によると、上海市市場監督管理局は3日、「パリバゲット」に対する処罰を、食品安全法が定める最低限に引き下げると発表。同局は、食品の安全を守る必要があると釈明する一方、社会の関心に配慮し最低限の処罰にとどめる方針を示した。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202209040097.aspx
https://udn.com/news/story/7332/6587810
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1742952497977055705&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1742952497977055705&wfr=spider&for=pc
◇参考情報

台湾の中央通信社によると、上海市市場監督管理局が、市内の韓国系ベーカリーチェーン「パリバゲット(巴黎貝甜)」に対し、4月に行われた新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)中、住民にパンを無許可で提供したとして、罰金58万5000元(1185万円)を支払いを命じたところ、上海市民から批判が噴出し、撤回を求める声が挙がっている。(写真は
聯合新聞網のサイト画面)
同社は都市封鎖期間中、上海市内の研修施設でパンを製造し、住宅地に提供。当時の上海市民の食料不足解決に一役買った。しかし当局は、研修施設が生産許可を受けた工場とは異なるとして、食品安全法違反で行政罰を課すことを決めた。
台湾メディアの聯合新聞網によると、同局が処罰を決定後、ネット上で市民が相次いで批判の声を挙げた。多くは、コロナの感染拡大期間中、同社が値上げを行わなかったことを取り上げ「多くの業者が値を吊り上げたり、団体購入の商品に腐った食品を入れたりしたのに処罰されず、良心的な起業が罰を受けた」などと指摘。「恩を忘れない」などと、同社を支援する声も多数に上った。
中国メディアの央広網によると、上海市市場監督管理局は3日、「パリバゲット」に対する処罰を、食品安全法が定める最低限に引き下げると発表。同局は、食品の安全を守る必要があると釈明する一方、社会の関心に配慮し最低限の処罰にとどめる方針を示した。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202209040097.aspx
https://udn.com/news/story/7332/6587810
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1742952497977055705&wfr=spider&for=pc
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