20220801上中国のニュースサイト、新華網などよると、上海市当局は7月31日、新型コロナウイルスの感染拡大の抑え込みの成果を持続するためとして、静安区や普陀区など同市の5区で8月2日から4日までの3日間、住民全員を対象に2回のPCR検査を実施すると発表した。(写真は星島日報のサイト画面)

 上海市衛生健康委員の8月1日の発表によると、上海市で7月31日に確認された、コロナの新規感染者は有症、無症状ともゼロ。7月30日も計6人で、うち3人は有症、3人は無症状。いずれも外部との接触を遮断した「閉環(クローズド・ループ)」の中で確認した。

 PCR全員検査の対象は静安区と普陀区、虹口区、楊浦区、宝山区の5区の全域と、他区で陽性者の関連地区。24時間以上の間隔で2回、住民全員を対象に行う。

 ニュースサイトの上観新聞によると、同市はまた8月1日付で、コロナの感染リスク等級が「中」と「高」の地域21カ所で、封鎖を解除した。

◇参考情報
上海でオミクロンBA.5.2初検出 9区で全員PCR検査