中国メディアの毎日経済新聞によると、上海市の保健当局は20日の記者会見で、同日午後5時までに、感染経路不明の感染者3人を確認したと発表した。当局は、無料ＰＣＲ検査の期間を8月末まで延長し、恒常的な検査態勢を続ける考えを示した。（写真は毎日経済新聞のサイト画面より）

　当局は8月末まで、全市民に対し毎週少なくとも1回のＰＣＲ検査を義務付ける。過去7日以内に検査歴がない場合、「健康コード」が黄色表示となり、7日間、自宅から外出禁止となる。

　当局のＰＣＲ検査の責任者は、上海で市中感染者が確認されるなど情勢はなお厳しく、「外部からの流入と、市内のリバウンドの圧力はともに大きい」と指摘。陽性者の早期発見のため、市中でのＰＣＲ検査態勢を一層強化する方針を強調した。

　当局によると、3人の感染者は、それぞれ普陀区、浦東新区、宝山区に居住し、他の感染経路との関連が確認できていない。当局が、3人の接触者343人を隔離し、検査したところ、326人は陰性だった。

　上海市衛生健康委員会によると、20日の新型コロナ感染者は計17人。うち有症が3人、無症状が14人だった。

　別のメディアの央視網によると、当局は21日、感染リスクの警戒地域の追加を発表した。これにより感染リスク「高」の地域は浦東新区などの4カ所、「中」の地域は浦東新区や宝山区など8カ所となった。

◇出典

○上海でオミクロンＢＡ．５．２初検出　9区で全員ＰＣＲ検査

　中国メディアの毎日経済新聞によると、上海市の保健当局は20日の記者会見で、同日午後5時までに、感染経路不明の感染者3人を確認したと発表した。当局は、無料ＰＣＲ検査の期間を8月末まで延長し、恒常的な検査態勢を続ける考えを示した。（写真は毎日経済新聞のサイト画面より）

　当局は8月末まで、全市民に対し毎週少なくとも1回のＰＣＲ検査を義務付ける。過去7日以内に検査歴がない場合、「健康コード」が黄色表示となり、7日間、自宅から外出禁止となる。

　当局のＰＣＲ検査の責任者は、上海で市中感染者が確認されるなど情勢はなお厳しく、「外部からの流入と、市内のリバウンドの圧力はともに大きい」と指摘。陽性者の早期発見のため、市中でのＰＣＲ検査態勢を一層強化する方針を強調した。

　当局によると、3人の感染者は、それぞれ普陀区、浦東新区、宝山区に居住し、他の感染経路との関連が確認できていない。当局が、3人の接触者343人を隔離し、検査したところ、326人は陰性だった。

　上海市衛生健康委員会によると、20日の新型コロナ感染者は計17人。うち有症が3人、無症状が14人だった。

　別のメディアの央視網によると、当局は21日、感染リスクの警戒地域の追加を発表した。これにより感染リスク「高」の地域は浦東新区などの4カ所、「中」の地域は浦東新区や宝山区など8カ所となった。

◇出典

○上海でオミクロンＢＡ．５．２初検出　9区で全員ＰＣＲ検査