中国メディアの南方網によると、広東省広州市の全11区が11日までに、室内娯楽施設の閉鎖を一斉に命じた。カラオケや映画館、フィットネスクラブ、プール、麻雀店などが対象。営業禁止期間はほとんどが2日程度。白雲区は15日まで営業を禁じたほか、幼稚園から大学まですべての学校を休みとし、オンライン授業に切り替えた。
香港メディアの星島日報によると、広州市では新型コロナの変異株オミクロン株が流行。当局は9日、全市民を対象にPCR検査に着手した。広州では9~10日、新型コロナの新規感染者22人を確認した。
広州市当局は市民に、広州を離れないよう要請。市内全部の小中学校を休みとし、オンライン授業に切り替えた。流通企業には、通常の2~3倍に在庫を増やすよう指示したほか、仮設病院の建設を急ぐことを決めた。
広州市はさらに「封鎖地区」や「管理地区」に指定された地域で、人工透析患者や妊産婦、独居高齢者の医療や医薬品の供給態勢、生活物資の配送などの状況について全面調査を始めた。
このほか同市は、国際コンベンション施設の「琶洲会展中心」(広交会展館)で仮設病院を開始した。3450床が設けられる予定で、最長1カ月、最短1週間で完成する見込み。
◇出典
https://news.southcn.com/node_0a80235fee/8e9504dec6.shtml
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1729715100562929265&wfr=spider&for=pc
https://std.stheadline.com/daily/article/2454880/%E6%97%A5%E5%A0%B1-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E7%A9%97%E7%A6%81%E5%B8%82%E6%B0%91%E5%A4%96%E5%87%BA-%E4%B8%AD%E5%B0%8F%E5%AD%B8%E6%9A%AB%E5%81%9C%E9%9D%A2%E6%8E%88%E8%AA%B2
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