中国のニュースサイト、澎湃新聞によると、湖南省婁底市の新型コロナウイルス予防抑制指揮部は30日午後4時、四川成都発上海虹橋行きの「G2190」号高速鉄道列車」で、列車長(車掌長)がコロナのPCR検査で陽性になったとの通報を受けた。同列車は婁底市の婁底南駅に停車し、以降の運転を中止した。
婁底市当局は、列車長の濃厚接触者を集中隔離施設に移送し、経過監察を始めた。鉄道会社は「G2190」号列車の全車両と、婁底南駅の消毒作業を実施した。なお、列車長は、軽度の新型コロナ肺炎と診断された。濃厚接触者以外の乗客は足止めとなり、払い戻しや列車変更の手続きがとられた。
◇参考情報
上海でコロナ新規感染者4477人 有症は96人