広東省深セン市の衛生健康委員会は16日、香港との境界にある深セン出入国検査所で、トラック運転8人が新型コロナウイルスの検査で陽性となったと発表した。同委員会によると、香港と本土を往復する「越境運転手」のコロナ感染者は、2月4日から16日までに計55人となった。（写真は香港０１サイト画面）
香港メディアの香港０１によると、「越境運転手」のコロナ感染の影響拡大で、中国本土の食料に依存する香港では生鮮野菜が不足し、価格上昇が続いている。業界団体の港粤運輸司機従業員協会の張旭輝委員は14日、越境運転手300～400人が21日間の隔離を受けており、勤務可能者は50人に満たないと述べた。香港の生鮮野菜の値上がりは、当面続く見通しだ。
張委員によると、独特の野菜の越境輸送のやり方も、感染拡大の一因。香港側の運転手は、深セン到着後に「接続ステーション」でトラックを中国本土側の運転手に引き渡し、農産品市場で野菜の集荷を依頼する仕組みになっている。香港側の運転手は、中国本土側の運転手が戻るまで同ステーションで待機するが、多人数が一カ所にいるため感染拡大が起きやすいという。
張委員は「香港の越境運転手が、直接農産品市場に行くことを許すべき。接触が減らせて感染防止になる上、効率も上がる」と話している。
◇出典
http://wjw.sz.gov.cn/yqxx/content/post_9576301.html
http://wjw.sz.gov.cn/yqxx/content/post_9576319.html
https://www.hk01.com/%E7%A4%BE%E6%9C%83%E6%96%B0%E8%81%9E/735374/%E8%8F%9C%E8%8D%92-%E4%BE%9B%E6%B8%AF%E8%8F%9C%E5%83%B9%E9%A3%86%E5%8D%87-%E6%A5%AD%E7%95%8C%E6%8C%87%E4%B8%8D%E8%B6%B350%E5%90%8D%E8%B7%A8%E5%A2%83%E5%8F%B8%E6%A9%9F%E9%80%81%E8%8F%9C-%E6%96%99%E6%BC%B2%E5%83%B9%E6%8C%81%E7%BA%8C?itm_source=universal_search&itm_campaign=hk01&itm_content=articles&itm_medium=web
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