広東省深セン市衛生健康委員会は13日、新型コロナウイルスの無症状感染者1人を確認したと発表した。感染者は羅湖区に住む41歳の女性。夫が感染したため隔離施設に入っていた。深センで7日以降、確認された感染者は計14人。いずれも変異株のデルタ株に感染していた。（写真は香港０１のサイト画面）

　同委員会によると、深セン市の感染者14人のうち13人は、同居の家族や親類。また、感染者1人と接触した美容師と物流会社従業員も含まれる。また、1人は国際物流業に従事しており、輸入貨物に接触して感染したとみられる。　

　ニュースサイトの瀟湘晨報によると、深セン市では竜崗区の集合住宅2カ所が、新型コロナウイルスの感染リスク等級で「中」に指定された。また、深セン市第二人民病院は、感染者1人が立ち寄り先だったため、外来診療を中止した。さらに、深セン市と市外を結ぶ長距離バスの一部が運休した。