
米政府系放送局
ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、各地方政府による厳しすぎる新型コロナウイルス対策に住民が反発を強めており、広東深セン、天津、陝西西安で相次ぎ抗議行動が起き、一部で警官隊との衝突が起きた。(写真はRFAのサイト画面)
深セン、天津、西安では、住宅地区の封鎖が原因で、食品の入手が困難になったり、高値での購入を迫られていることなどに住民が強く反発している。深セン市羅湖区笋崗街道地区では20日、住民と警官隊が衝突。天津では17日夜、西青区では出稼ぎ労働者多数が、食物の入手難に反発して騒ぎ、警官隊とぶつかった。数人が連行されたもようだ。
天津市の封鎖地区は1月19日現在、40カ所。西安市の住宅街「華城国際小区」は昨年12月17日から封鎖が続いているが、高値の食物が配られて購入を強いられているほか、量が不十分で、住民の怒りが爆発。警察の派出所を取り囲む騒ぎが起きた。警官に殴られて重傷を負った住民もいたという。
評論家の蔡慎坤氏は「中国人は、40年の改革開放政策を経て、公民の権利を理解し始めている。しかし、困難に直面すると多くは沈黙を選ぶ。地方政府はこれをみて、中央の政策をさらに厳しく実施する」と指摘した。
○コロナ新規患者、河南で64人 デルタ株まん延
○コロナ新規患者の増加続く 陝西は1781人が治療中

米政府系放送局
ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、各地方政府による厳しすぎる新型コロナウイルス対策に住民が反発を強めており、広東深セン、天津、陝西西安で相次ぎ抗議行動が起き、一部で警官隊との衝突が起きた。(写真はRFAのサイト画面)
深セン、天津、西安では、住宅地区の封鎖が原因で、食品の入手が困難になったり、高値での購入を迫られていることなどに住民が強く反発している。深セン市羅湖区笋崗街道地区では20日、住民と警官隊が衝突。天津では17日夜、西青区では出稼ぎ労働者多数が、食物の入手難に反発して騒ぎ、警官隊とぶつかった。数人が連行されたもようだ。
天津市の封鎖地区は1月19日現在、40カ所。西安市の住宅街「華城国際小区」は昨年12月17日から封鎖が続いているが、高値の食物が配られて購入を強いられているほか、量が不十分で、住民の怒りが爆発。警察の派出所を取り囲む騒ぎが起きた。警官に殴られて重傷を負った住民もいたという。
評論家の蔡慎坤氏は「中国人は、40年の改革開放政策を経て、公民の権利を理解し始めている。しかし、困難に直面すると多くは沈黙を選ぶ。地方政府はこれをみて、中央の政策をさらに厳しく実施する」と指摘した。
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