
17日付香港紙・
蘋果日報(電子版)によると、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、消息筋の話として、ドイツの医薬ベンチャー、ビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンが、今後10週間以内に中国での緊急使用を許可すると報じた。海外で開発されたワクチンが中国で認められるのは初めてとなる。(写真は蘋果日報のサイト画面)
WSJによると、消息筋は、中国政府関係者が交わした私的な話し合いの中から、10週間以内にビオンテック製ワクチンが緊急使用されることを知ったという。さらに具体的な許可の時期は、中国製ワクチンの海外での使用許可の状況をにらみながら、政治的に決めるもようだ。現在、世界保健機関(WHO)が、中国の製薬会社・科興控股(シノバック・バイオテック)製ワクチンの審査を進めている。
台湾
中央通信社によると、ビオンテックは昨年12月、上海復星医薬集団と提携。今年中に1億回分を中国に供給する計画で、現在、使用許可を待っている状態だ。
中国が、ビオンテック製ワクチンの緊急使用を認める背景には、2022年2月に開催予定の北京冬季五輪への配慮のため。消息筋によると、中国は北京冬季五輪に参加する選手に対し、ビオンテックのメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンを接種するよう希望している。
★参考情報★
ーーーーーーー
●中国各地で新型コロナワクチン接種強制 民衆が反発
●中国の新型コロナワクチン接種、1億回を超える

17日付香港紙・
蘋果日報(電子版)によると、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、消息筋の話として、ドイツの医薬ベンチャー、ビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンが、今後10週間以内に中国での緊急使用を許可すると報じた。海外で開発されたワクチンが中国で認められるのは初めてとなる。(写真は蘋果日報のサイト画面)
WSJによると、消息筋は、中国政府関係者が交わした私的な話し合いの中から、10週間以内にビオンテック製ワクチンが緊急使用されることを知ったという。さらに具体的な許可の時期は、中国製ワクチンの海外での使用許可の状況をにらみながら、政治的に決めるもようだ。現在、世界保健機関(WHO)が、中国の製薬会社・科興控股(シノバック・バイオテック)製ワクチンの審査を進めている。
台湾
中央通信社によると、ビオンテックは昨年12月、上海復星医薬集団と提携。今年中に1億回分を中国に供給する計画で、現在、使用許可を待っている状態だ。
中国が、ビオンテック製ワクチンの緊急使用を認める背景には、2022年2月に開催予定の北京冬季五輪への配慮のため。消息筋によると、中国は北京冬季五輪に参加する選手に対し、ビオンテックのメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンを接種するよう希望している。
★参考情報★
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●中国各地で新型コロナワクチン接種強制 民衆が反発
●中国の新型コロナワクチン接種、1億回を超える