米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、中国疾病予防管理センター(CCDC)の高福主任は10日、四川省成都市で開かれた会合で、現在の中国製の新型コロナワクチンは有効率が低いと指摘した。

 高主任によると、現在の中国製はすべて不活化ワクチンで、ウイルスの遺伝子情報を基に作った「メッセンジャーRNA(mRNA)」ワクチンにも注目する必要がある。米ファイザーやモデルナ製はmRNAワクチンで、有効率は90%を超える。

 高主任は、中国メディア「環球網」の取材に対し、SNSで「高福氏が、中国製ワクチンの有効性の低さを認めた」と投稿されていることについて「完全な誤解だ」と弁解。高主任は「ワクチンの有効性は、様々な技術的方法を通じて、さらに高められると指摘した」と説明した。

 海外では、中国製ワクチンへの疑問の声が消えていない。ブラジルと香港では、中国の製薬会社・科興控股(シノバック・バイオテック)の有効率は50%とのリポートが出た。国際的なワクチンの品質基準には合うが、90%を上回るファイザーなどに比べ大きく見劣りする。

★参考情報★
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中国の新型コロナワクチン接種、1億回を超える
北京で外国人に中国製コロナワクチンの接種開始