米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米海軍第7艦隊は4日、イージスシステム搭載のミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」が同日、台湾海峡を航行したと発表した。バイデン米大統領の就任後、米海軍が台湾海峡で航行の自由作戦を実施したのは初めて。
同艦隊は4日の航行が、国際法に従う行動であることを強調した上、自由で開かれたアジア太平洋の維持に向け、米国の約束を実行したものと説明した。
中国外務省の汪文斌報道官は4日、記者会見で、中国側が米艦隊の行動を完全に把握していたと強調した上「いかなる脅迫や挑発にも、いつでも対応する」と述べた。