台湾で8カ月ぶりコロナ死者 桃園病院の集団感染で

 台湾衛生福利部疾病管制署の中央感染症指揮センター(CECC)は1月30日、台湾桃園市の衛生福利部桃園病院で起きた新型コロナウイルスの集団感染に絡み、80代の女性が死亡したと発表した。台湾紙・自由時報によると、台湾で新型コロナ感染症の死者が出たのは約8カ月ぶり。台湾の新型コロナの死者は計8人となった。

 CECCなどによると、死亡した女性は、桃園病院で看護師として勤務中に感染し発症した女性の同居家族。腎臓疾患や高血圧などの持病があった。1月28日に発症し、29日に感染が分かったが同日死亡した。看護師の女性と同居する家族は6人で、うち5人が感染した。

 自由時報によると、また桃園病院での感染者の男性(58)は、別の病院で感染したことが判明。台湾で第2の院内感染となった。

 CECCによると、1月30日現在、台湾の新型コロナ患者は計909人。うち795人が海外感染、75人が国内感染。現在、78人が入院し治療を受けている。

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