22020年12月01日台 台湾衛生福利部疾病管制署の中央感染症指揮センター(CECC)は11月30日、新型コロナウイルスの新規患者24人を確認したと発表した。いずれも海外での感染者で、インドネシアが20人、米国が2人、英国とフィリピンが各2人だった。(写真は東網のキャプチャー)

 同センターによると、20人は台湾に戻ったインドネシア人の労働者で20代から40代の女性13人と男性7人。19人は無症状だという。同センターは、インドネシアの人材紹介会社6社からの労働者受け入れを一時停止した。これにより一時停止となった人材紹介会社は14社となった。

 陳時中・衛生福利相は、インドネシアの新型コロナの感染拡大が深刻だとして、インドネシア人の労働者の帰還を12月4日から2週間停止。18日以降もインドネシア人労働者の入国数を従来の半分に減らす方針を明らかにした。

 他の4人は、20~50代の女性1人と男性3人で、いずれもせきなどの症状がある。うち20代女性は19年9月から英国に留学。現地で発熱などの症状が出て11月13日に新型コロナの感染が判明したが、11月27日に帰国した。空港で申告し改めて感染が確認された。
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