中国天気網によると、広東省各地では25～26日、大雨が予想されている。うち広東省北部と広州、深センなど珠江デルタ地区の各市で特に強い雨が予想されている。同省東部では強風と雷も伴う見通しだ。
ニュースサイトの北晩新視覚網によると、広州市では21日から22日も大雨が降り、この間の平均降雨量は全市が123.4ミリ、増城区が155.4ミリ、黄埔区が176.2ミリ、従化区で114.4ミリに達した。同市黄埔区の一部では378.6ミリで各100年間で最多を記録した。
同市黄埔区の鳴泉山荘地区で22日夜、小規模な山崩れが起きて住宅4戸が倒壊。2人が死亡した。また黄埔区の開源大道トンネルで車が水没し、4人が脱出したが2人が溺死した。
広州市では22日までの大雨で、黄埔、増城の両区が広い範囲で冠水。住民多数が自宅などに閉じ込められているとの情報があり、当局が救出作業を行った。
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