2020年5月12日電 北京市気象台は11日午後9時半、強風に関し4段階で上から3番目の「黄色警報」を発令した。風は黄砂を伴っている。ニュースサイトの界面新聞が11日伝えた。

 北京市の環境当局によると、11日午後9時、同市のPM10(微小粒子状物質)濃度が500μg/m3(マイクログラム/立方メートル)を記録した。ネット上では、「顔中、土だらけになった」などの声が挙がっている。

 また、広東省広州市の当局は11日午後6時54分、大雨・雷・強風に対する緊急事態を発動した。また、同市の荔湾、越秀、天河など中心部の各区は、ひょうと落雷に関する警報を発令した。

 内モンゴル自治区などの気象台も11日、相次ぎ強風警報を発令した。各地でも強風が砂じんを伴っており、空を覆った。

★参考情報★
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