江蘇省南京市秦淮区の串刺しの具材を煮て食べる「串串店」で31日午後、開店準備中の従業員男女4人が意識を失って倒れた。従業員が助けを呼び、周囲の住民が4人を救出した。いずれも一酸化炭素中毒とみられる。龍虎網が伝えた。
4人は男性1人と女性3人で、串に肉などを刺し開店の準備をしていた。作業中突然体の力が抜け、女性3人が倒れた。男性はよろめきながら店外に出て助けを求めた。
男性従業員によると、準備作業中、店内の窓を締め切りエアコンを動かしていた。プロパンガスが原因で一酸化炭素が発生したとの見方も出ている。
中国では近年、串串店が流行している。事故を起こした店は正式の営業許可を持っていなかった。
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