
国の研究機関、中国工程院の専門家である李蘭娟氏は30日、中央テレビ局の取材に対し「武漢の感染拡大は、基本的に抑えられた」と述べる一方、引き続き緊張を緩めず、感染者を素早く発見し、その周辺での感染拡大防止に取り組むよう求めた。
武漢市民によると、当局はなおかなり緊張しており、路線バスや地下鉄も当面、全面復旧はしない見通し。高齢者の禁足が続いているほか、職場復帰も一部の職種に限られ、しかも帰宅を1週間に1回に求められるケースもある。 香港メディア東網によると、武漢市の病院62カ所が通常診療を再開。他に60カ所が外来、53カ所が救急にそれぞれ限定して診療を始めた。武漢市以外ではほぼ、すべての病院が通常診療を再開した。