内モンゴルの2人が肺ペストと診断 北京の病院で隔離

 2019年11月14日疫中国の専門紙「健康報」は13日、内モンゴル自治区シリンゴル盟ソニド左旗の2人が法定伝染病の肺ペストに感染したことを当局が確認したと報じた。2人は同自治区から救急車で北京市の朝陽病院に運ばれ治療を受けている。当局は、患者は隔離されているとして、不必要に恐れないよう市民に呼びかけた。(写真はBBCのキャプチャー)

 国家衛生健康委員会・応急弁公室は、専門家を内モンゴルに派遣。2人の感染経路を調べている。また、2人と緊密に接触した関係者に対し、観察を行うとともに薬を服用させた。 中国疾病対策予防センターの馮子健副主任は「ペストは歴史上、大量死をもたらしたことがあるが、現在は感染拡大の防止が可能だ。大部分は散発的な感染で、今回の例も大規模感染になる恐れはない」と話している。

 台湾・中央社によると、中国のネット上では12日、北京でペスト患者が出たとのうわさが流れたが、公式発表はなかった。ネット上では朝陽病院に近づくなとの呼びかけも行われた。北京市朝陽区政府が12日夜、内モンゴルから運ばれた2人が肺ペストと診断されたと公表したが、2人の詳しい病状について公式の発表は行われていない。

 中国では2010年以降、毎年、ペスト患者が散発的に発生。患者は主に北西部の各省に集中している。国家衛生健康委員会の2019年9月の発表では、同月は1人が発症、1人が死亡した。

★参考情報★
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内モンゴルの2人が肺ペストと診断 北京の病院で隔離

 2019年11月14日疫中国の専門紙「健康報」は13日、内モンゴル自治区シリンゴル盟ソニド左旗の2人が法定伝染病の肺ペストに感染したことを当局が確認したと報じた。2人は同自治区から救急車で北京市の朝陽病院に運ばれ治療を受けている。当局は、患者は隔離されているとして、不必要に恐れないよう市民に呼びかけた。(写真はBBCのキャプチャー)

 国家衛生健康委員会・応急弁公室は、専門家を内モンゴルに派遣。2人の感染経路を調べている。また、2人と緊密に接触した関係者に対し、観察を行うとともに薬を服用させた。 中国疾病対策予防センターの馮子健副主任は「ペストは歴史上、大量死をもたらしたことがあるが、現在は感染拡大の防止が可能だ。大部分は散発的な感染で、今回の例も大規模感染になる恐れはない」と話している。

 台湾・中央社によると、中国のネット上では12日、北京でペスト患者が出たとのうわさが流れたが、公式発表はなかった。ネット上では朝陽病院に近づくなとの呼びかけも行われた。北京市朝陽区政府が12日夜、内モンゴルから運ばれた2人が肺ペストと診断されたと公表したが、2人の詳しい病状について公式の発表は行われていない。

 中国では2010年以降、毎年、ペスト患者が散発的に発生。患者は主に北西部の各省に集中している。国家衛生健康委員会の2019年9月の発表では、同月は1人が発症、1人が死亡した。

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