
米紙ニューヨーク・タイムズは17日、中国の複合企業、中国森田企業集団有限公司(森田企業、北京市)が、南太平洋にあるソロモンのツラギを75年租借すると報じた。専門家は、中国が軍事基地を建設する恐れがあると指摘している。香港メディアの
香港01が伝えた。(写真は香港01のキャプチャー)
同紙によると、中国森田はソロモンと「戦略パートナーシップ合意書」を締結。ツラギでの漁業基地の建設、運営センターの設立、空港の増強などを決めたほか、石油・天然ガスの岸壁の建設も盛り込んだ。建設の内容からみて、軍民両用の拠点となる可能性がある。
中国森田は1985年に発足した、国家認定のハイテク企業。傘下に化学品メーカーの中国化工、石油・天然ガスなどに投資する森田投資集団、警備会社の中国京安などを持つ。
米カンタベリー大の中国問題の専門家、アンマリー・ブラディ氏は「中国は、自国の軍事資産を南太平洋に展開しようとしている。中国に友好的な空港や港も物色している」と話している。
米政府関係者は「中国が南太平洋でしている努力は、日本が第二次世界大戦前に、価値のある島の支配権を獲得したのと似ている。さらに、米国がまさに軍事力が、世界の多くの地区から軍事力を撤退させているところだ」と述べた。
★参考情報★
ーーーーーーーーーー
●ソロモン諸島が台湾と団交、中国と国交樹立へ
●大型の国産強襲揚陸艦が進水 台湾と米国けん制
●習主席出席し国際観艦式 大型駆逐艦や空母で戦力誇示

米紙ニューヨーク・タイムズは17日、中国の複合企業、中国森田企業集団有限公司(森田企業、北京市)が、南太平洋にあるソロモンのツラギを75年租借すると報じた。専門家は、中国が軍事基地を建設する恐れがあると指摘している。香港メディアの
香港01が伝えた。(写真は香港01のキャプチャー)
同紙によると、中国森田はソロモンと「戦略パートナーシップ合意書」を締結。ツラギでの漁業基地の建設、運営センターの設立、空港の増強などを決めたほか、石油・天然ガスの岸壁の建設も盛り込んだ。建設の内容からみて、軍民両用の拠点となる可能性がある。
中国森田は1985年に発足した、国家認定のハイテク企業。傘下に化学品メーカーの中国化工、石油・天然ガスなどに投資する森田投資集団、警備会社の中国京安などを持つ。
米カンタベリー大の中国問題の専門家、アンマリー・ブラディ氏は「中国は、自国の軍事資産を南太平洋に展開しようとしている。中国に友好的な空港や港も物色している」と話している。
米政府関係者は「中国が南太平洋でしている努力は、日本が第二次世界大戦前に、価値のある島の支配権を獲得したのと似ている。さらに、米国がまさに軍事力が、世界の多くの地区から軍事力を撤退させているところだ」と述べた。
★参考情報★
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