軍事パレードで多数の最新兵器 米が迎撃不能の滑空弾も

2019年10月2日閲 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、中国建国70周年の1日、北京市中心部で過去最大規模の軍事パレードが行われ、多数の最新兵器が披露された。米軍の迎撃が困難とされる超音速滑空弾などが含まれ、注目を集めた。(写真はVOAのキャプチャー)

 軍事パレードに登場した兵器には、滑空弾のほか、ミサイル防衛網では迎撃できないとされる新型の極超音速兵器「東風17」、射程距離1万5000キロで30分以内に米本土に到達する「東風41」などが含まれていた。米国をけん制する狙いがあるとみられる。

 軍事パレードは約3時間行われた。開始前、習近平国家主席が演説し「中国は平和的発展の道を歩み続けるが、中国の軍隊は国家主権と安全を断固守る」などと述べ、軍事力の整備が防衛目的であることを強調した。ただ、最新兵器を誇示するパレードに対し、米国や周辺国からは警戒する声が挙がっている。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、元米国家安全保障会議(NSC)のデニス・ワイルダー上級アジア部長は「中国は経済的困難に直面しており、軍事力の顕示により、民心を安定させたいと考えている。米中関係が悪化する中、米国への威嚇と警告の意図もある」と述べた。

★参考情報★
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軍事パレードで多数の最新兵器 米が迎撃不能の滑空弾も

2019年10月2日閲 米公共放送ボイス・オブ・アメリカによると、中国建国70周年の1日、北京市中心部で過去最大規模の軍事パレードが行われ、多数の最新兵器が披露された。米軍の迎撃が困難とされる超音速滑空弾などが含まれ、注目を集めた。(写真はVOAのキャプチャー)

 軍事パレードに登場した兵器には、滑空弾のほか、ミサイル防衛網では迎撃できないとされる新型の極超音速兵器「東風17」、射程距離1万5000キロで30分以内に米本土に到達する「東風41」などが含まれていた。米国をけん制する狙いがあるとみられる。

 軍事パレードは約3時間行われた。開始前、習近平国家主席が演説し「中国は平和的発展の道を歩み続けるが、中国の軍隊は国家主権と安全を断固守る」などと述べ、軍事力の整備が防衛目的であることを強調した。ただ、最新兵器を誇示するパレードに対し、米国や周辺国からは警戒する声が挙がっている。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、元米国家安全保障会議(NSC)のデニス・ワイルダー上級アジア部長は「中国は経済的困難に直面しており、軍事力の顕示により、民心を安定させたいと考えている。米中関係が悪化する中、米国への威嚇と警告の意図もある」と述べた。

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